私どもの教室では、示唆に富む症例に遭遇した場合、国内外の医師と情報共有するため症例報告(Case report)として論文化することを原則としています。学会発表時にほぼ完成していれば、質疑応答に戸惑うこともありません。
2023年度の研究業績は少なめでしたが、日常業務で忙しいなか頑張る若い医師の積極的な姿勢がみられました。これからも臨床医の義務ともいえる執筆活動に期待が高まります。
黒色胸水を呈した水気胸(Chest, 165(4):e119-e123, 2024; impact factor 10.1)
抗線維化薬を要した剥離性間質性肺炎(Intern Med, 63:107-111, 2024; impact factor 1.2)
稀な菌種による肺炎(Int J Infect Dis, 140:92-94, 2024; impact factor 8.4)
※臨床および基礎研究においても、個々人が以下のような競争的研究費を獲得しています (研究代表者分のみ記載)。
H.I. 日本学術振興会 科研費 基盤研究C (2019年~2023年度)
H.K. 日本学術振興会 科研費 若手研究 (2018年~2023年度)
Y.K. 日本学術振興会 科研費 若手研究 (2021年~2024年度)
H.K. 福岡大学 若手・女性研究基盤構築支援事業 (2024年~2025年度)
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